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A Megacycle Before・・・

始めに・・・

今回の記事は、いつもと性質が異なります。
映画『ト○ンス○ォーマー:リ○ンジ』を基にし、私個人が想像して執筆した小説となります。
ですので実際の映画や小説とは異なる場合があるので、その辺を留意してもらえれば幸いです。

分別を弁えた方以外はご覧にならないようお願いします。




この数十年で、各国から単なる超人口密集地帯であると思われていた国家は、
爆発的に急速な発展を遂げた。
高層ビルやタワーが立ち並び、尚も成長を止めることなく都市を拡大・開発を続けている。
その影で、旧市街であろう重く歴史ある地域は、巨大な工場団地の敷地とされるために
ガン細胞に侵されるかの如く縮小・衰退していく。
そんな人間でさえ住もうとしない様な、小動物の生体反応しか確認出来ない地に、
『彼ら』はその身を潜めていた。


―2年前のラスベガス、オールスパーク奪取のためにオートボットの奴らと総力を尽くした激戦の後、
メガトロンはローレンシア海溝、凍てつく寒さと暗黒の闇が支配する
一万一千メートルの海底深く沈められてしまった。
オールスパークが器としていたエネルゴン・キューブは破壊され、俺達機械生命体の<歴史>
ともいうべき膨大な情報と共に、スパークの叡智も失われてしまった。
だが、いくら欠片とはいえ、オールスパークだ。メガトロンを生き返らせるだけの力はあるに違いない。
もし生きていたら、きっとあの時粉々になってしまったオールスパークの欠片を
探すように命令するはずだ。それは間違いないだろう。

こういう事態の時、指揮を執らなければならないはずのスタースクリームは
―だとしても進んで指示に従うつもりは無いが―何処かに行ってしまった、少なくとも今地球には居ない。
おそらく、あの凍りついた死の惑星に墜落した戦艦ネメシス、フォールンのところで奴なりに
何か対策を講じているのだろう。

"・・・まぁ、俺の知った事ではないがな。”

俺の来る前にいた、主力の奴らは殆どオートボット共にやられてしまったし、戦闘となると俺の装備では
あまりにも心もとない。一緒に地球に来たデモリッシャーがいるだけ心強いな。

しかし、安心は出来ない。いくら馬鹿では無く、引き際が分かっているとはいえ
奴は少し力に頼り過ぎるきらいがある。奴らに出くわした途端に交戦にならないといいのだが。

俺達が居るのは、ニンゲン達の<ワールドワイドウェブ>によって検索した結果、
<チュウゴク>という国らしい。
しかし、この―機械のエイリアン―プロトフォームの姿のままでは、目立ってしまい不味い事になる。
ニンゲンに見つかれば、奴らにも俺達の存在が知れてしまうだろう。
スパークの捜索を開始する前に、何か目立たない物をスキャンしなければ―
おそらく、<クルマ>というものがいいだろう。

3メートル超の巨体を廃墟の物陰に隠しながら、幹線道路を往来する車を物色しはじめる。
どの車両も同じような色、フォルムをしていて偽装をするには格好のスキャン対象だろう。
―だが、彼の持つ美学故に、それらのひとつをスキャンするには納得がいかなかった。

『・・・ったく、この国のクルマとやらは何故こうにも不恰好な物ばかりなんだ・・・どれもこれも
同じモノばかりじゃないか・・・』

ぶつくさと―しかしながら人間には聴き取れない周波数と速さで―愚痴をこぼしていると、彼の目の前を
轟音を鳴らしながら一台の欧州製スポーツカーが通り過ぎた。
滑らかでありながら、パワフルさを感じさせるボディを身に纏い
V8エンジンをミッドシップに搭載したドイツ製の4WDスポーツカー、アウディ・R8だ。

『フン・・・。なんだ、少しはマシなクルマもあるじゃねえか。』

冷めた目をしつつ、その車両に向かってレーザー光を照射し、外見からフレーム構造まで隅々を
スキャンする。彼なりに―そうは見えないだろうが―とても意気揚々としながら。

その車から得た、全てのデータを改めて確認する。彼ら機械生命体は、自身と同じぐらいの
質量の物体でないとトランスフォーム―擬態―は出来ないからだ。

『おぉ・・・これはこれは。なんともご機嫌な感じじゃねえか。気に入ったぜ。』

運よく質量も彼と同じくらいであったそのスポーツカーと同型の車に擬態し、エンジンを
けたたましく咆哮させ、カウンターを当てながら発進する。
そのまま混み合う道路の中に紛れ、怪しまれない程度に疾走する。 
その魅力的な外見のお陰か、多くの人々の視線を集め、いささか目立ってはいるが
偽装には成功しているようだ。

スパークの反応を探しながら、少し埃っぽい街中を走っていると、なにやらニンゲンの
密集している地帯に近づいてきた。どうやら<イチバ(Market)>というらしい。 
人々が店の間の狭い通路を行き交い、緑や赤色の有機体、または小型の哺乳類と
薄く丸い金属や長方形の薄っぺらい何かを交換している。
ある者は交換した手前、その獲物をまっすぐ口に運び、食している。

『・・・しかし、ニンゲンとやらはなんてモノを摂取してるんだ・・・全く得体が知れないな。』

―とはいえ、彼はとても興味を惹かれていた。それらを横目に見ながら
とっさにインターネットで検索を掛ける。時間にして1ミリサイクルもかかっていない。

その物質の遺伝子構造、構成分子、名称、動植物であるかどうかも一瞬にして理解できた。
彼らが油分を多く使用して<リョウリ>というものに加工し、それらを食することも。

この国が世界の4大文明のひとつとして何千年もの時代を築き上げ、いくつもの
王朝や帝国として栄え、成長してきたことも。

大いに興味を惹かれつつも、スパークの捜索を続ける。
興味深い事ではあるが、今は任務を遂行しなければならない。
しかし、彼の思考回路の大部分が、抑えきれない好奇心によって占領されてしまっていた・・・。


夜も更け、人通りも少なくなり、民家や高層ビルの照明が消えていく。
この時間にまで活動していては流石に怪しまれる・・・そう思った彼は、ある古ぼけた工業団地の一角に
日が昇るまで身を隠すことにした。

そこに、やかましくキャタピラ音をさせながら、一台の赤く巨大な建設機械が近づいてくる。
突然ショベルを地面に軽く叩きつけ、その巨大な建設機械は、外装ごと身体ををいくつものパーツに分解し
複雑に形を組み換え、10メートル超のロボットにトランスフォームした。
サイドウェイズの車体を遥か上から見ている―お前もトランスフォームしろと言わんばかりに。

・・・まったく、騒々しい奴だな、こいつは。

デモリッシャーの様に大型では無いが、それでも3メートルは優に超すスレンダーな体躯を現す。
―瞬時にして。

『デモリッシャー、どうだ。成果の方は』
『ダメだな、ここら一帯には全く反応が無い。他の国を探した方がいいんじゃないのか?』
『うむ、確かにそうなんだが―』

本当はもう少しこの地にいてニンゲンを観察したかった―が、途中で言葉を呑んでしまう。
ディセプティコンに属していながら、人間に興味が出て来たなどと言える筈が無い。

『―とにかく、今日はもう日が沈んでしまった。ニンゲン共に怪しまれないよう、身を隠すとしよう。』

いつもと様子の違う事を悟ったデモリッシャーは、一瞬彼を睨んだ―
しかし、気が変わったのか、無言で元の建設機械の姿にトランスフォームする。
やれやれ・・・と言わんばかりに、続いて彼も車の姿に戻る。















『そのときである!』(Cv.正宗一成

・・・トランスフォーマー:リベンジの劇中、NEST部隊が彼らを包囲する一時間前までを想定して
色々と妄想しながら書いてみました。今までに色々とSFを中心に小説は読んできたのですが、
いざ書く側になってみると、かなり大変なものですね。
前々から文章書いたり絵を描いたりするのは好きなんですが、如何せん面倒くさがりなもので・・・orz
サムがドクターにされたように、頭の中のイメージをホームシアターみたいに上映できればいいのに。
実際『オルタード・カーボン』と『ブロークン・エンジェル』という小説は自分で映像製作したいぐらいです。
冒頭のシーンは、MI:Ⅱとかトランスフォーマーみたいに最初全体をバーンと捉え
そこからパッパッパッと切り替わるごとにズームアップしていき、最後のカットでグーっっと
寄っていくような感じを思い浮かべてもらえれば・・・と思います。
司令官VSメガ様のロケ地はLAでしたが、あえて小説のベガスにしました。
CSIが好きという個人的理由・・・も含まれていないことも無いです・・・w

スタースクリームがこのような扱い方をされているのは、小説の『トランスフォーマー:ゴースト・オブ・
イエスタディ』を参考にしている、というのもありますが初代(G1)からの彼の扱いがやっぱり彼らしさを
惹き立てるものだと思い、そうしたからです。かく言う私もG1からスタースクリームが大好きな人です。
ストーリーを考えている時からスタースクリームは登場させる予定でした。

リベンジ内でもジェットファイアが発言している通り、オートボット、ディセプティコン・・・
どちらの陣営につくかは個人の選択次第、ということから、サイドウェイズはメガトロンに忠を尽くすも、
実はあまり彼のやり方が気に入らない・・・というのもありますが、『様』をつけて呼ぶのが
主君に忠を尽くす証にはならないと考えていて、そうした理由から『メガトロン』と彼は呼んでいるのです。
それと若干オートボット達にも通じるような、人間に対する好奇心を持たせてみました。

また、アルティメットガイドを参考にして、それほど戦闘が得意ではないということ
劇中&玩具からしても武装が少なく思えたので、元々戦闘をあまり好まない、ということにしました。
加えて密偵というポジションのため、それほど武装は必要ないのでは・・・?と考えた次第です。

大きさに関しては結構いい加減です。スキッズ&マッドフラップが2メートル、という情報を
どこかで見た記憶があるので、おそらくバンブルビーと同じぐらいだと思われ
そこから逆算すると・・・大体これくらいかなぁと。
トランスフォームさせた意味は・・・正直無いです、ただの自己満足です。

あとは・・・サイドウェイズのスキャンしたアウディ・R8ですが、劇中ではどのモデルかまでは
確認できなかったので単にアウディ・R8という表現のみにしています。
もしかしたらV10仕様かも知れませんが・・・;w
当初からなぜ中国であんな目立つ車をスキャンしてしまったんだ?という疑問があったので
(しかも密偵なのに)、そこは彼のこだわり、という方に解釈しました。
当初『けったクソいい』という表現を使おうかと思っていたんですが、どうやら関西でしか?
通じないようなので止めておきました。

マイクロン伝説のダブルフェイス、ギャラクシーフォースのノイズメイズが
名前の由来となっているようなのでその辺も少し踏襲しています。
(ノイズメイズはどちらかというとイメージとは違うかな?)


・・・説明なげーよ!


他にも色々と苗木が育ちつつありますが、また収穫出来たらUPしてみたいと思います。
関係ないですが、ス○ート○ックの○リス・パ○ンってどうしてもガチホm(ryに見え(ryアッー
更にどうでもいいですが、国語大嫌い・・・・・・・・・。
最高が現代文の模試で70点しかとったことありません。まる。

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